岩手点訳奉仕会は、昭和34年10月、岩手県立盲学校の生徒さんのために点訳 書を作る会として発足しました。
昭和39年4月、岩手県点字図書館の開館に伴い、
同点字図書館の点訳書の制作が主な活動となりました。
平成16年10月には岩手県より「特定非営利活動法人 岩手点訳の会」として認証をしていただいております。
創設以来、点訳書の制作をはじめ視覚障がい者の要望による点訳を続け、
視覚障がい者の福祉や文化・教養の向上に取組んでまいりました。
平成23年の東日本大震災後には県の「復興基本計画」等また、「安心ガイドブック」も点訳いたしました。
最近では平成27年に第45回野間読書推進賞を受賞いたしております。
書店で市販されている図書・雑誌・その他、必要とされるあらゆる分野の資料など、個人や公的機関を問わず依頼を受け、
点訳活動として協力しています。
また、点字体験(点字を書く・読む)を通じて視覚障がいを理解していただき、点訳の普及に努める活動や、
中途視覚障がい者への点字指導の学習会なども開いております。